主人公の土方歳三(ひじかたとしぞう)は本当にカッコイイ(図1).
図1:土方歳三の写真
土方歳三は,新選組の副長で幕末の幕臣.
新選組「鬼の副長」として恐れられた.
高校時代という多感な思春期にハマって読んでいたので,
多分に自分の人格や性格形成に影響を受けていると思う.
土方歳三が8割くらいで沖田総司が2割くらいか.
好きな土方歳三のセリフは,
「"どうなる"とは漢の思案ではない.婦女子のいうことだ.
漢は,"どうする"ということ以外に思案はないぞ.」
です.人生において大切なのは…
「どうなるか?と心配するのではなく,どうするか?を考えろ!」
という意味だと解釈してます.
なにか壁に当たった時には,こう考えるようにしてます.
また,床に伏している沖田と土方の以下の会話で,
土方「おれも,来世もし,うまれかわるとすれば,こんなあくのつよい性分でなく,
お前(沖田総司)のような人間になって出てきたいよ.」
沖田「さあ,どっちが幸福か…」
沖田は,歳三から眼をそらし,
「わかりませんよ.もってうまれた自分の性分で精一ぱいに生きるほか,
人間,仕方がないのではないでしょうか.」
という自分の死を悟っている沖田のセリフが印象深くて好きです.
死を悟っている病弱な天才剣士が言うとなんだか切なくなります.
僕も精一杯ガンバらないとなと.
他にも名言を挙げればきりがないのですが,
興味がある人はぜひ読んでみてください.
最後に豊玉宗匠こと土方歳三の句から一句.
「知れば迷ひ 知らねば迷はぬ 恋の道」
恋愛ってそういうものだよな~としみじみ思ふ.
でわでわ
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