最近セッションを再開して思うのは,
気持ち良いフレーズが弾きたい!!ということ.
「気持ち良いフレーズ」というのは人それぞれの感性に依存するが,
人間に対して普遍的に気持ち良いフレーズというものも存在すると思う.
また,逆に気持ち悪いフレーズというのも存在すると思う.
再現性や普遍性を追求するのは科学的な考え方だけど,
音楽とか芸術に対しても非常に重要だと思う (ダ・ヴィンチなど).
そこを考えつつ,あとは直観で弾くというのが一番の理想だ.
まだまだその域には遠く及びませんが…
芸術一般に言えることだが,素人の独りよがりになりがちな人程,直観重視だと言う.
共感してもらおうという気がないなら,それで良いと思う.
独りよがりなのに,共感しない人を芸術が分からないと批判するのはナンセンス.
そういう人は,ただの自己中心主義かつ自己愛性ですね(苦笑)
よく自分の直観を信じるとか,直観が大事という人がいるけど,
そもそも直観ってなんだ?って思った.それに対義語は?
ってことで調べてみた.
・直観…知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ,
推論など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式.
対義語は推論.
・推論…既知の事柄を元にして未知の事柄について知ろうとすること.
直観というのは,そのことに熟知している人が用いるべきなんですね.
素人や若者(?)が直観で…とか軽々しく使うべきではないかなと.
直観って言葉を使うほどその分野に熟知してるんですか?
って,突っ込みたくなる(←性格悪い).
例えば,ジャズサックス奏者のチャーリー・パーカーが言うのなら納得だが(笑)
推論に推論を重ねることで,直観力というのが養われる気がします.
なので,直観力を重視する音楽や芸術なども推論が必要な訳です.
推論するには既知の事柄を知っていないといけないので,
ジャンルを超えていろんな作品をレビューすることが大事ってことですね.
作者の経歴,時代背景,思想,影響を受けた人,性格なども含めて.
研究も同じだと思います.先行研究(作品)と同じことをやっても意味がないので,
かぶらないようにしっかりレビュー(勉強)する.
どんな分野でも先人がやった仕事を勉強することは大切ってことですね.
そうじゃないと前に進めた気でいて,実際は前に進んでいないと思う.
ってことで未熟な僕は「直観という戯言」を言う前に,勉強に勤しまないと!!
あ,今月末までに論文書かないと…ヤバい…
でわでわ
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